ありのままの自分で、 強くなれるOKライン
自分に自信が持てない時や、大きなストレスに潰されそうな時、1番の対処法は自分に「OK」をあげることです。
自分に「OK」をあげる
自分に「OK」をあげるとは、完璧ではなくても自分ができたことをちゃんと認めたうえで、「それを次につなげる」ということです。「完璧にできた自分」にしか「OK」をあげられない人と、完璧ではないけれど、その中から小さなことでも自分ができたことを見つけ、自分自身に「OK」をあげることができる人とでは、長期的に見ると自信に大きな差ができてしまいます。
少し考えてみてください。1年間で10回だけ自分に「OK」をあげている人と、1000回「OK」をあげている人では、1年後どちらが自分に自信を持てているでしょうか?
成功できる人できない人
成功できる人かできない人かを分けるポイントとして、リコレクトのメンタルトレーナーがまず見るのは、その人が自分にどのくらい「OK」をあげることができているかということです。
アスリートや向上心の高いビジネスマンはよく「自分に対して厳しく」というストイックな考え方をしています。しかし、ストイックになればなるほど、自分に「OK」をあげることが難しくなり、努力しても自信を失う結果になってしまうこともあります。
一歩ずつ前に進む喜び
これまでにリコレクトで担当した多くのアスリートやビジネスマンの明暗を分けてきたものは「どれだけストイックにできたか」ではなく「完璧ではない自分に対してどれだけ「OK」をあげることができたか」ということでした。
完璧でない自分を受け入れ、「できたこと」を認め、自分に「OK」をあげることで、一歩ずつ前に進む喜びが生まれ、徐々に自信をつけながら、さらに次の課題に取り組むことができます。難しいことではありません。毎日の簡単な心がけで、自信を持てたり、ストレスを軽減することが自然にできるようになります。
OKラインについて
OKラインとは、"これができれば自分自身にOKをあげられる"基準となるラインのことです。私たちが自分に対して"ダメだったか"、"ダメではなかったか"を判定するとき、さかい目となるのがOKラインです。"ストレスで精神的に追いこまれている時"、"プレッシャーで力が発揮できない時"、"やる気が続かない時"など、OKラインが今の自分にあっていないことが大きな原因です。
OKラインが高すぎると、自分に対していつも「ダメだ…」「自分をもっと変えなきゃ…」という気持ちがわいてきます。この気持ちのことを「自己否定感」といい、「自己否定感」があると本来できるはずのことができなくなってしまいます。そこで自分自身が知らないあいだに作ってしまっているOKラインに気付き、一番力が発揮しやすい状態にOKラインを下げて設定します。その結果、ストレスやプレッシャーの中でも自己肯定感を持つ事が出来きます。
自己肯定感を持っていることで、勝負強さやストレスへの耐性、また自発性やクリエイティブな発想などを引き出すことが出来ます。OKラインメンタルトレーニングとは、自分で自己肯定感を作り出すための方法です。環境や状況に左右されるのではなく、自分の心をマネジメントすることで本来の力を発揮できるようになります。
OKラインが高すぎる場合
OKラインが適切に設定されている場合
トレーニングの 6つの要素
- 感情の扱い方
- 上手な感情の扱い方を身につけることでストレスを減らし、どんな感情を感じていても自分の力を発揮できるようになります。
- プレッシャーマネジメント法
- プレッシャーを上手にマネジメントすることで、プレッシャーかかる場面で実力を発揮できるようになります。
- モチベーションの育て方
やる気を「出す」から「育てる」に考え方を変えて、長く持続するやる気をつくります。
- 自信の積み重ね方
- 0から自信を積み重ねていく考え方を身につけて、簡単に失わない強い自信をつくります。
- 目標設定の方法
- 目標設定に「感情」を含めることで、モチベーションを引き出し難しい目標達成を可能にします。
- 集中力の引き出し方
- プレッシャーなどで集中が切れやすい場面で、気持ちを切り替え、もう一度集中しやすい状態をつくります。