Gボール

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現在、わが国において、人が乗れるくらいの大きなビニール製ボールは、「バランスボール」「エクササイズボール」「体操ボール」「トレーニングバルーン」「ギムニク(ジムニック)ボール」など様々な名称で呼ばれ、これらは使用目的や使用する人、商品名などから付けられています。多数の名称があることからも分かるように、ボールには多様な使い方・活用法があります。それにもかかわらず、各人は、ある限られた知識や使用法に偏りがちであり、それぞれの人がそれぞれの分野でそれぞれの名称を使い、実施してきたというのが現状です。そこでまず本協会では、誰が何のために使用するかということに関係なく、総称としての“Gball”(Gボール)という名称を提案します。これは、このボールの特徴を示す「Giant:大きい」「Gymnastics:体操」「Gravity:重力」という3つの単語の頭文字に由来しています。→Gball(Gボール)とは
 “Gball”(Gボール)は、1960年代にスイスの理学療法士が、神経系に障害のある子ども達の治療用具の一つとして使用したのが最初です。その後、1970年代にスイスで学んだアメリカ人療法士により主にアメリカでの脳性麻痺児の治療に利用されるようになり、その後、スポーツ選手のリハビリテーションプログラムの中にも取り入れられるようになりました。また、ヨーロッパにおいては、1980年代後半、子ども達の姿勢悪化を改善するために教室の椅子をGボールに替える試みも為され、姿勢の改善のみならず「長時間集中できるようになった」「教材の理解力がよくなった」などの成果も報告されています。
 わが国においても、20年程前から障害者の治療分野では利用されていましたが、スポーツ選手のコンディショニングやトレーニング、フィットネスクラブや高齢者向け運動教室などでGball(Gボール)の利用が広がり始めたのは、ここ10年くらいのことです。 また、平成10年に新しく改訂された体育科学習指導要領では、動くことの楽しさや心地よさを味わいながら「心と体を一体としてとらえる」という目標が掲げられるとともに、新たに「体つくり運動」が設けられました。この「体つくり運動」の一プログラムとして、Gball(Gボール)運動は、様々な教育現場においても今大いに注目を浴びています。したがって、ますます深刻さを増す子ども達の体力低下、生活習慣病の問題、超高齢社会といったわが国の状況を見ても、Gball(Gボール)の活用分野はさらに広がっていくものと考えられます。

 

当ジム代表及び射場トレーナーがGボール・パーソナルインストラクターを所持しておりますので、安全にかつ効果的に指導が可能です。